• 武内一広

口から始まる認知症予防


桜と女性

私自身、精神的につらいときや、大きな病気を抱えたとき、 どのように生きるか ということを家族と相談しておくといいとアドバイスを受けたことがあります。

現代はいついかなるときに、今ある身体、環境が変化するともわからない時代です。

私の世代では、半数が100歳まで生きると予測もありますね。 現在の平均寿命よりももっともっと長く生きられることになりますが、それと同時に親世代のような生き方はできなくなるのではないでしょうか?

これからの人生で損をすることを例に挙げて、良い人生を送る方法を、3つのポイントでお話しします。 ①QOLとは ②メタボリックドミノについて ③口がきれいだということから始めよう

15分後には、子供や親ともっと楽しい時間を過ごす方法が思い浮かびます。



そもそもQOLとは

概念的ですが、生活の質 と訳されることが多いです。

例えば、年をとって体の自由が利かなくなり、今まで自分でできていたことができなくなってしまった方は、以前の自分と比べて自立して行動することに制限があります。

この状態は、QOLが低下した状態ということができます。

一般的に、 長く生きるということ=体は老化する=自立した行動に制限がかかる という精神的、身体的な変化を迎えます。

そうであっても楽しく生きている方と、不健康のため苦労して生きることになってしまった方の間にはどんな違いがあると思いますか?

自立した生活を送れなくなるとき

誰でも「自由に生きること」に対して、それいいね!と思うでしょう。 しかし、その自由がなくなってくるといったら驚かれるでしょうか?

例えば、 心臓や脳の血管の病気で、体の自由が効かない 認知症を発症する 腎臓の病気で人工透析となる など、体の持つ機能そのものが制限されると、思いとは裏腹に人の手を必要とする生活になります。

風邪や怪我と異なって、病気によって体の自由が奪われることで、家族の介護が必要になるケースも多いです。

若い人と免疫力

若いときには、免疫力がしっかりと体を守っていてくれたが…



老人と免疫力


体が変化することで、病気との付き合い方が変わります。 病気が発症したときには、自分や家族のQOLが高いとは言えません。

あなたはメタボリックドミノを知ってるか?

この脳血管疾患や心筋梗塞、認知症が起こるずっと前に、体に変化が起こっていることはご存知でしょうか? サッカーでは、レッドカードを1枚、イエローカードを2枚受けると試合から退場となります。

体で例えると、 脳梗塞や心筋梗塞は、レッドカード 肥満から高血圧といった状態は、イエローカード であると例えられます。

イエローカードであれば試合でプレーできます。 しかしもう1度警告を受けてしまうと退場となります。

病気もイエローカードとレッドカードの関係に似ていて、脳梗塞が起こってしまうともう後には戻れません。

しかし、高血圧なのに対処しなかったことや、食生活を変えなかったというイエローカードが出ていたにも関わらず、体に負担のかかることをした結果、レッドカードを宣告されてしまいます

大きな病気には、小さな症状が必ず潜んでいます。 潜んでいるため、自覚症状もないことが多いでしょう。

体の自由が制限される慢性的な病気は、予防することが1番の対処法です。 つまりイエローカードのうちに対処することです。


メタボリックドミノを理解しましょう。 これは1つの病気が起こる前に他の小さな病気があり、どんどんと悪化していくという考え方です。

画像では、1番上流には生活習慣病、1番下流には脳血管疾患や認知症があります。


しかし、もっと原因の上流で止めることがでれば、その下流にある重大な病気を予防することができます。

僕は、人生100年時代で自分と周囲の家族と一緒にどれだけ楽しい時間が過ごせるのかとワクワクしている方なので、必ず予防ができる病気であれば健康のために予防を実践しています。


メタボリックドミノ


口がきれいだということから始めよう

お口の中には生活習慣がはっきりと現れます。 体の入り口である口にはバイキンが多く生息しています

そのバイキンは磨き落とさなければ、腸内環境と同量以上に、バイキンの数、バイキンの悪性度、バイキンのバランスが悪くなります。

入り口が汚れていたら、通路と出口(主に消化器官)にどんな影響が出るのか考えるだけで怖さを感じます。

またおじいちゃん、おばあちゃんになったときの楽しみといえば、美味しい食事です。 いざ食べようと思っていたときに、食べられない、美味しくない、食事がつまらなかったらどうでしょうか?

体がしっかりしているからこそ、仕事に打ち込め、家族と楽しい時間を過ごし、美味しいものを食べることができます。

大きな病気の最上流である歯周病予防を実践することで、長い人生のグラグラしない骨太な柱を立てることができます。

食事のあとの歯ブラシで簡単にバイキンは減らせます。 めんどくさい気持ちとの戦いだと思って歯ブラシを手に取ってみてください。 人や家族のためにできる究極の自己満足感が得られます。


歯ブラシ

最後に

歯科疾患実態調査という厚生労働省が6年に1度行う調査があります。 傾向として注目されるのは、若い人のむし歯は減少していることです。 しかし全年代で、歯周病の兆候がある人の増加も問題視されています。

20年前と比べて、子どもの頃のむし歯は家族単位で予防できてきていると感じます。

そのため、20歳を越える頃には歯周病に対するケアに重点を置きましょうと むし歯予防から歯周病予防へシフトしています。

このように1つの病気でも、時代と行動が変化すると、歯周病が若い世代から兆候が出はじめ、今後要注意となっています。

QOLを高くするためには食事が噛めて楽しいことが必須となっています。 ご自分の両親、親戚の方で口のことで悩んでいる方はいらっしゃると思います。

早めの治療で困りごとを解決しましょう。

また、まずは自分は若いからこそ体を壊したりできないので、家族のために少し自分の体を向き合ってみてはいかがでしょうか?



作戦会議

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