むし歯
むし歯があるとどんなことが起こる?
川越市の歯医者さん、一デンタルパークです。
雨が続いている日が多いですが、21日は十五夜ですね。
きれいに月が見えたらいいなぁと思っています。
お盆休みを利用して、医院内も工事を行ってきれいになりました。
来院されたとき楽しくなってくれたら嬉しいです。
むし歯の放置で起こる5つの後悔
むし歯を放置すると・・・
結論としては5つ考えられます。
神経が炎症することで痛みが現れます。
大きくかけている歯を治療するには、大きく被せる必要があります。>
歯を伝って、体に細菌が侵入します。
歯の根本の骨が溶けてきます。
副鼻腔炎を引き起こすことがあります。
むし歯で歯が痛くなったことはありませんか?
むし歯は、進行するほどに痛みが強くなります。
ですが、むし歯の進行は一定の速度で進むわけではなく、急速に進行する時期とゆっくり進行するような緩急があります。
むし歯にも重症度があります。
重症度で分けると、小さいときは痛みがなく、しみる程度です。
ですが、症状によっても個人差がありますので、症状がない=むし歯が小さいと考えずに症状があった時には遅くならずに歯医者さんにかかりましょう。自己判断は禁物です。
治療に時間がかかったことありませんか?
家の外壁の変化って目立ちませんか?
見える部分の変化は目につきやすく、修繕も簡単にできます。
でも柱や床下に問題があったときどうなるでしょうか?
簡単には見えない部分なので気付くのが遅くなると同時に、修繕するにも大工事になってしまいます。
最悪大黒柱に問題があったら、家そのものが傾いて倒れてしまいます。
大きくかけている歯を治療するには、大きく被せる必要があります。
むし歯にしても、大きくなってからでは何回も通わなければいけなかったり、手に負えず抜歯になることもあります。
反対に自覚症状がなく見つかったむし歯であれば軽症のうちに治療することができると思いませんか?
よくありがちなのは、むし歯の範囲が小さいときは症状がないため、放置してしまう人が多いことです。
ここで1歩踏み出して、症状がないうちに歯医者さんに行きましょう。
小さく見つかれば歯科治療も簡単に痛みも少なく治療できますよ。
逆にむし歯が大きくなってからだと治療は大変になります。
何回も通わなければいけなくなりますよ。
歯磨きでむし歯のないお口へ
歯を伝って、体に細菌が侵入します
むし歯は細菌感染です。
この細菌が歯の中に入ってしまうと…
むし歯から始まる全身の健康管理を知っていますか?
むし歯や歯周病を放置していると、その細菌たちが血管に侵入し、「菌血症」という病気になることがあります。
菌血症とは??
なんでもなければ血管の中には細菌はいません。
例えば指を切ってしまったりした時には、一時的に細菌が体内に入っていきます。
これが菌血症です。
むし歯が問題となるのは、指を切ってしまったときは傷が癒えてしまえば細菌はなくなりますが、むし歯は自然に治ることはないため、ずっと傷口が癒えない状態になります。
疲れていたり睡眠不足だったりすると、全身の免疫力が下がって、動脈硬化を引き起こしす可能性が言われています。ここから脳梗塞や心筋梗塞につながることも考えられます。
実は命に関わる病気への影響が調査され始めています。
歯が悪者になる、根の病気って知ってますか?
むし歯から引き起こされる病気のほとんどで、根の中に膿が溜まってきます。
根尖病巣と言われ、細菌が体内に入っている状態と考えてください。
体の免疫力で抑えられれば大丈夫ですが、一度症状が出てくると痛み、腫れ、違和感、骨髄炎になっていきます。
あごの骨が骨髄炎を起こすと激しい痛みや発熱、しびれ、膿が出るなど起こります。骨髄炎になると歯科治療は長期的になり、場合によっては入院が必要になることも。
歯が引き起こす鼻詰まりって知ってますか?
根の中に膿が溜まっていき、原因の歯が鼻に近いときに炎症を起こしてしまうことがあります。
これが副鼻腔炎と言われる状態です。
歯と鼻は関係ないように見えて、実は関わりがあったりします。
家族で健康なお口へ
むし歯の放置で起こる体への悪影響は・・・
むし歯は、安静にすることで治ることがない病気の1つです。
風邪のように体力の回復や免疫力を高めることで良くなるものとは根本的に違います。
病気=安静に様子を見るといった方法では治りませんし、悪化するだけになります。
早期に歯科治療を行うことで問題が大きなる前に対応していきましょう!
歯医者さんと聞くだけで「イヤだなぁ〜」とか「痛かったから行きたいくない」といった思いもあることは感じています。
ですから、私たちは世界で1番そんな感情を少しでも和らげたいと思って行動している歯医者さんだと自負しています。
私たちが皆様の踏み出す1歩をサポートできたら嬉しいです。