カズデンタルブログ

歯周病対策【現役歯科医師が実践する】

初めに

川越の歯科医院、一デンタルパーク武内です。
今日は埼玉にも積雪の予報でしたが、降らなかったですね。
起きて確認した時に一安心しました。
ただ、ものすごく寒いので、体調を崩さないように暖かくしましょう。

 

歯周病治療の勘所

歯周病の治療の重要な点は、検査と治療が1セットになってます。

歯周病検査は、
歯周ポケットの深さ(プロービングポケットデプス)
動揺度(歯の揺れ)
プラークコントロールレコード(歯垢の付着具合)を検査します。
これで、歯と歯ぐきの状態を精密に調べることができます。

基準としては
プロービングポケットデプスは、2〜3mm
動揺度は、0(生理的動揺)
プラークコントロールレコードは、20%以下
が理想的です。

この検査結果をもとに治療計画として、どうやってお口の状態を改善するか決めています。

 

実際の治療法は?

治療は歯石取りやクリーニングになります。
さらに歯科医院ではプロフェッショナルケアとして歯石除去と歯面研磨を行います。
終わったらスッキリして、気持ちがいいと行っていただくこともあります。
私自身、定期的に歯石をとってもらっています。

 

ですが、これだけでは歯周病は治りません
毎日の磨き残しや、プラークがお口の中に残っている事これが根本的な原因となります。
歯ブラシの方法が悪かったり、コツを知らなかったり…
せっかくの努力が水の泡なんてこともありました。(実際に診療してお伝えするとご本人も驚かれてました。)

 

 

まとめ

歯科医師法に明記されている歯科医師の職務は、

第一条 歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることによつて、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて国民の健康な生活を確保するものとする。

とあります。
治療をもちろん行うのですが、保健指導を通してその方、この地域の健康を増進させることも必要です。

歯で悩む方を減らせたら嬉しいです。

毎日の歯ブラシはコツコツじわじわ効果が出てきます。
少しめんどくさいかもしれませんが、自分を褒めてあげて頑張りましょう。

 

最後に

例え話になりますが、
毎日お肌のケアにとても気を使っている方が多いと思います。
時間をかけてセルフケアしていると思いますが、体調が悪い時などは、そういったセルフケアでも体調が良くならない限りお肌トラブルを繰り返した経験はありませんか?

 

またお肌の調子を決めるものに、ご飯から取り入れる栄養があります。
その栄養を取り込みやすくするためにお口があります。お肌の変化が出る前に、わずかですがお口の変化が起こっている事があります。

 

お口の中も体調によっても変化する部分であり、気を使っていただければとも思います。
体はさまざまに作用し合っています。お口のいい影響をお肌にも還元できるといいですね。

 

当院ではこの部分に着目して患者様を診察し、お話ししています。

 

笑顔での食事

いつまでも楽しく食事が摂れるように

 

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