- 武内一広
歯ブラシの科学
川越市の一デンタルパーク武内です。
このところの休みはホームページの更新を頻繁に行っています。
お悩みの症状に対する解決方法を探せるように、また当院がどういった思いを持って診療に取り組んでいるのかわかりやすくしています。
ぜひ見ていただいて、従来の歯科医院像と比べてみてください。
この記事ではあなたにあった歯ブラシの選び方をご案内しています。
必見です。
まずは歯ブラシの歴史を考えてみましょう!
一番古い歯ブラシは古代エジプトで見つかっています。
チュースステックという小枝を使って口の中をキレイにしていたそうです。
日本では江戸時代では庶民にも歯磨きの習慣があり、房楊枝と歯磨き粉を使用してる記録が残っています。
房楊枝とは、小枝の先端を煮て叩き、針ですいて木の繊維を柔らかい房状にしたものらしいです。
ですが、私も実物も見たことはありません。
当時浅草には房楊枝屋が200件もあったそうです。
それだけ一般社会にも浸透していた証になると考えられます。
形が現在のような歯ブラシとなったのは、中国が発祥と言われています。
動物の毛を竹の表面に植えた歯ブラシが開発されました。
これが元となり、世界各地で改良され、それぞれの土地で変化を遂げました。
プラスチック製になったのは、1938年『Dr. West’s Miracle-Tuft Toothbrush』が登場したことでした。
米DuPont社がナイロンでできている歯ブラシを作りました。
しかし日本ではそれよりも前に、現在のライオン株式会社の前身である小林富次郎商店が発売した歯ブラシがあります。
牛の骨に豚毛を植毛したもので、形は現在の歯ブラシとそっくりです。
1914年(大正3年)のことで「萬歳歯刷子」という商品で販売されていました。
歯ブラシの選び方
歯ブラシをどうやって選んでいるでしょうか?
電動歯ブラシ?プラスチック製?市販?かため?大きいもの?ですか?
そもそも、いろいろありすぎて迷いませんか?
歯ブラシはこれだけ選べばOKというポイントをご紹介します。
重要なポイントは、「歯ブラシのヘッドは小さめ」、「毛先の硬さはふつう」を基準に選びましょう。
え?でも大きさとかどうやって比べたらいいの?
現在使用してる歯ブラシは歯科医院で選んでもらいましたか?
そうでなければ100%変更する余地があります。
歯の大きさ、お口の大きさにあっていない歯ブラシは「磨いた気になる」最も大きな要因です。
言い換えると磨けていない原因となります。
市販のものを全て試してお口に合うものを探す手間を考えるとゾッとしますが、歯科医院では的確な歯ブラシをご案内できます。
まずは歯ブラシを見直してみませんか?

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