カズデンタルブログ

【えっ、抜歯!?】後から悩む前にできること3選

一デンタルパーク武内です。

もう5月ですね♫
今日は快晴で、密にならないように、散歩しようと思っています。

 

 

今日は歯の寿命が終わるときについて話します。
驚くかもしれませんが、こういった経験ありませんか?

治療を受けてたけど、急に抜歯になった
なんで抜歯になったかわからない

今回はこんな経験のある方に、もうこれ以上歯を失わないようにするために知っておいて欲しいことを話します。

知っていると知らないとではこの先の人生で、
楽しく過ごせるか、寝たきりになるのか変わってきます。

 

 

 

今日の目次

 

抜歯の原因

 

なぜ抜歯になるの?

まず抜歯の原因を調査したものをご紹介します。

 

抜歯となった歯を調査すると、約87%がなんらかの病気が原因となっています。
(矯正で抜く必要があることや親知らずは残り13%です。)
       全国抜歯原因調査結果 2018年 より

 

3大原因は、むし歯、歯周病、破折の3つに分けられます。

この中で、むし歯と歯周病はお口の中の細菌が原因です。
歯ブラシができていないことや、お菓子・ジュースをよく食べて飲んでするときにはどんどん悪化します。

破折は、歯が縦に割れてしまうことです。
神経を抜いた歯に起こりやすく、歯の寿命が短くなることがあります。
あらかじめ予兆となる症状はないことが多いです。

ここが重要なのですが、
元をたどると神経を抜く治療は、むし歯が大きいことで治療を行っています。

つまり直接的、間接的に歯を抜くことになる原因は全て細菌が原因となっています。

 

どういう歯が抜歯になるの?

原因はわかったいただけたと思います。

では、小さいむし歯では抜歯とはなりません。
どこから抜歯となってしまうのでしょうか?

3つのポイントご紹介します。

抜歯になってしまうには…
①歯がほとんど残っていない (=むし歯で何度も治療している歯で多い)
②噛むだけで歯が揺れる (=歯周病はどうやって治るか知らない)
③歯が割れている (=被せ物や詰め物が合っていない・保険治療で多い)

 

 

この3つのポイントで87%の可能性を占めています。
ですので、この3つを避けることで、87%の可能性が避けられるとしたらどうでしょうか?

 

「やらなきゃ損ソン!」ということがはっきりわかると思います。

 

歯の治療は何回までできると思いますか?

パッと思い浮かんだ回数は何回でしたか?

 

答えは、
生えてから4回治療をすると抜歯となりまする調査があります。

4回も削ると根に被せ物をしている状態になります。
つまり、これは本来の歯の60%以上失った状態です。

 

一度歯を削ると再生することはありません。
形を元に戻すことはできても、体が元に戻ったわけではないです。

義手や義足の方に近く、姿形は本来の形ですが、生活に不便が出てきます。

ことさら、歯にとっては消耗しかしませんので全て自分に返ってくるツケになります。

 

もう手遅れでしょうか?

では、あなたは簡単に諦めてしまいますか?

諦めるのはまだまだ!
とことん可能性を探しましょう!

 

治療の経験で4段階に分けられます。

①自分の歯が残っている
②小さい詰め物をしている
③被せ物をしている
④被せ物が取れたことがある

あなたはこのうちどれでしょうか?
④に行くほど、手を打たなければいけない状態です。

まずはセルフチェックをしていみましょう。

舌で触ってみて、境目に段差、隙間はありませんか?
糸ようじで触ってみてほつれはありませんか?

もしあるようなら黄色信号です。
早く歯医者さんに行って検査をオススメします。

 

一度悪化したものが治らないことは、現代では珍しくなっています。
がんで手術をすると内臓を取らなけらばいけません。
歯もこれに近い方法で治療しています。

ですので、早く治すために、悪くならないためには、

「病気にならない」「軽度で治す」
ことを考えてあげないと…

 

友達と、家族と楽しい食事が送れますように願っています。

 

最後に

治療をした後に適切な歯ブラシ、フロス、定期検診がなかった場合、2年ほどでこうなってしまいます。

根管治療

あなたのお口の中で起こっているかもしれません…
これでも自分は違うと思いますか?