カズデンタルブログ

腎臓とお口

2020年お世話になりました。

川越市の歯医者、一デンタルパーク武内です。
当院は、今日が仕事納めとなります。

開業して早3ヶ月経ちました。
地域の方には、少しずつ顔も覚えてもらい、声をかけてくれる方がいまして毎日嬉しく思っています。

 

体とお口の関わり

今日は、腎臓とお口の関わりをお伝えします。
口と腎臓ってだいぶ離れているけど関係してるの??
と感じると思います。
体の入り口である口と老廃物をおしっこにする体の出口である腎臓はとても重要な働きをしています。

 

腎臓って何をしてるの?

腎臓は体の中の老廃物を濾過する機能と、体の中の水分量を調整しています
食べのもの中には、しょっぱいものも甘いものありますよね?
これを食べると喉が渇くと思います。

体の中からカラカラになりすぎないように腎臓が調整しています。

塩分を摂り過ぎると腎臓に負担になるとかよく言いますよね?
これは腎臓に負担を掛けすぎてしまった結果、機能が低下してしまった状態になります。

 

もし腎臓が病気になったら

想像して見てください。
腎臓の病気となると、その2つの機能が働かなくなってしまいます。
おしっことして老廃物が出せなくなると、体の中に蓄積して悪影響が出てきますので、僕も日頃の食事には気をつけて行きたいと思っています。

さらに病状が進むと透析が必要となるほどになり、行動の制限も多くなってしまいます。

こういった症状がある腎臓の病気ですが、歯の治療を行う時に注意することがいくつかあります。

 

歯の治療のとき、気をつけなければいけないこと

腎臓は濾過する臓器なので、飲み薬に影響します。
歯医者さんで出す薬でも、影響は大きくなります。
炎症を抑える薬を飲んでも、腎臓が弱っているとむしろ強く作用してしまうことになります。

また腎臓から高血圧となる方もいます。
体の中の水分量を調整できず、ため込んでしまうと心臓から送り出される量が増えるため負担が大きくなります。

通常の歯科治療での制限はほとんどありませんが、歯を抜いたりする少手術の時には血液検査のデータなどからお体の状態を見て行います。

お体での不便を少しでも軽くしていくために、お口のケアを日頃から見直していくことが重要です。

 

腎臓の病気があるけど元気な60歳の男性

 

↓診療している診療所のご紹介
小児歯科、矯正歯科も受け付けています。
当院では歯ブラシができる子になるように一緒にがんばっています。


一デンタルパーク

2020年より川越市に開業しました。
川越の地域に歯科医院がもっと身近になるように診療しています。
小さな悩みのうちに解消すると体にとっては優しい治療になりますね。
毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。

350-1124
埼玉県川越市新宿町3-15-15
049-257-5979
歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科に対応しています。

日本口腔インプラント学会 専修医
日本有病者歯科医療学会 専門医 認定医