カズデンタルブログ

必ずデキる!小学生までに覚えたい仕上げみがきについて

はじめに

川越市の一デンタルパーク武内です。

早いものでもう4月。
桜も満開だったのが少しずつ散り始めてますね。
桜が綺麗に咲いている時間は短いですが、本当に目を楽しませてくれると感じます。

 

年度も変わると学年も変わって、お子さんの成長を感じますよね??

小学生になると、歯もグラグラで生え変わってきたという子も多いのではないでしょうか?

 

ですが、気づかないうちにお口の中には、むし歯の危険性が迫っています。

「大きくなってきたら歯ブラシは子供に任せちゃってる」
「どれが永久歯かわからない」
なんてことありませんか?

 

お子さんに自分で磨いてもらうために、実践するべき仕上げ磨きについて、3つのポイントでお話しします。

 

仕上げ磨きのポイント

なぜ仕上げ磨きが必要なのでしょうか?
いつ仕上げ磨きをしたらいいの?
どうやって仕上げ磨きをしたらいいのか

この3つを通して、実践できる方法をお話しします。

 

 

なぜ仕上げ磨きが必要なのでしょうか?

お子さんは歯ブラシをすると言っても、お口に咥えてしまったり、なんとなく動かしてみたりと遊びの一部として大人の真似をします。

どうしても「磨いている」と「磨けている」の違いをわかってもらうことが難しいので、保護者さまによる仕上げ磨きが必要になります。

仕上げ磨きを通してお子さんとコミュニケーションが取れることは、成長にとって大事なことです。
将来自分に子どもができたときにお母さんにはこんな感じでやってもらってたなと思い出してくれたら嬉しいですよね?

むし歯のないお口にするためには、パパママの協力がとても大切です。

 

いつ仕上げ磨きをしたらいいのか

まず仕上げ磨きというのは、離乳食が始まったら考えてあげましょう。
生後5ヶ月を過ぎて離乳食が始まると、食べ物の変化でお口の環境が変わりますので、細菌の数が増えていきます。

歯の生え始めは、生後8ヶ月頃です。
そして2際6ヶ月までかけて、合計20本まで生えてきます。

子どものお口は、歯が生えると食べられるものが増えて、歯ブラシがしにくいという特徴があります。
特にむし歯菌は夜寝ている時が歯にとって、1番むし歯を作る時間です。
これには理由があって、お口の中が乾燥するためむし歯菌にとって住みやすい環境となります。
つまりこの寝てるときに予防ができると効果的です。
私たちの医院では食事後、寝る前と仕上げ磨きをしていけると効果がとても高いと伝えています。

 

どうやって仕上げ磨きをしたらいいか

一般的な仕上げ磨きの方法というものが雑誌によく特集されていると思います。

ですが、なかなか出来ないと言ったお声もいただきます。
一デンタルパークではもっとわかりやすく、行いやすい方法をお伝えしています。

下の画像でポイントをご紹介しています。

 

仕上げ磨きのポイント

仕上げ磨きのときは、この3つのポイントを抑えましょう!

 

 

補足すると、
そもそもお子さんにとって歯磨き自体が苦痛で怖いものです。

ですが慣れさせることが出来ます。
パパママの頑張りどきで、出来なくても根気よく歯ブラシをお子さんと一緒に行いましょう。

まずは最初から歯ブラシを持つのではなく、お顔の周りを触ってあげたり、唇をそっと触ってあげることで慣れさせてあげましょう。
この慣れがとっても重要で、これができればで70%は成功したも同然です。

 

 

次にお子さんを膝の上に寝かせてあげて頭を少し固定してあげましょう。
これも慣れが必要ですので、遊びながらゴロンと横にしてみてください。

 

歯ブラシはえんぴつ持ちで、お口に中にそっと入れていきます。
いきなりガシガシと歯ブラシは出来ません。
お口に入れられたら褒めてあげましょう。

 

歯ブラシを噛んでしまうお子さんや、お口を開けてくれないときは、この方法をためにしてみてください。
お口を開けて歯ブラシを知ると奥歯まで見えなくなってしまうので、むしろ歯と歯がしっかり噛んだまま、歯ブラシをしてみてください。
カチッと噛ませて、頬を「イー」っと広げると、思ったより見えやすくなって、噛まれちゃう危険性もグッと少なくなります。

 

 

まとめ

このように徐々にお子さんも保護者さまも上手くなっていくのが仕上げ磨きであり、歯ブラシです。
小さい時の習慣は、大人になっても必ず残ります。
もし保護者さまがむし歯で悩んだことがあれば、是非ともお子さんには経験させないように当院でお手伝いができれば嬉しいと考えています。

お子さんができるようになるのに合わせて、パパママのお口の中もきれいにして、ご家族全員むし歯を卒業できると嬉しいです。

 

 

一デンタルパーク

一デンタルパークでは、小児歯科に力を入れております。
お子さんのお口の中の環境は、お子さんのうちにしか変えられません。
悪くなったままだとそのまま大人になっていきます。
お子さんが将来、家庭を持ったときに悩まないお口の中にすることが当院の目標です。

 

小児歯科、矯正歯科も受け付けています。
新型コロナウイルス感染対策を強化しています。
HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。

 

350-1124
埼玉県川越市新宿町3-15-15
049-257-5979
歯科、小児歯科、矯正歯科、口腔外科に対応しています。

 

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