インプラント
知っていますか?もう一度噛める方法を
初めに
川越の歯医者、一デンタルパーク武内です。
昨日は風が強く、医院の立て看板が倒れてしまうほどでした。
歩くときは足元に気をつけていきましょう。
前回の振り返り
前回に引き続き、インプラント治療とはなんぞや?
について詳しくお話しします。
全てが自分の歯であるときにインプラントの出番はありません。
しかし、歯を失ってしまって噛めない時や、入れ歯だと美味しくないといったときに出番があります。
インプラントはいつ必要になるのか知っていますか?
インプラントが1番活躍するときってどんなときでしょうか?
インプラント治療についてご紹介します。
そもそもインプラント治療は、治療法の中の1つです。
欠損補綴治療と言われる分野の中の選択肢になります。
歯がしっかりしていいて噛めるという方にあっては、インプラントは必要ありません。
しかし、歯を失ってしまって噛めない時や、入れ歯だと味を感じないといった日常の不便さがあるときに活躍します。
歯を失うということ
歯がないことで引き起こされる体の変化について知っていますか?
食べられない、話せない、楽しくないといったことや、見た目が悪い、人前で話せないことから仕事に影響が出ることもあるでしょう。
歯を失ってしまうと、歯があった部分はポッカリ隙間が空いてしまいます。
この隙間は時間とともに周囲の歯を引き込んで狭くなっていきます。
歯は支え合って生えています。
この隙間に歯が引き込まれると、健康でしっかり噛めていた歯が傾いてしまいます。
歯が動いてしまったら・・・
一度動いてしまったら自然に元通りにはなりません。
元に戻すには矯正をしなければ治りません。
そのため、歯と歯が動かないように、そしてお食事に困らないように、「歯を入れる」必要が出てきます。
これが治療をしたほうがいい理由です。
歯を入れる治療について(欠損補綴編)
もちろん歯がなくなってしまうことで、力が入りにくくなることや、姿勢が悪くなるといった副次的な作用も出てくることでしょう。
ですが、こんなことよりもあなたがどうしたいか、どういった生活を送りたいかということがとても重要になってきます。
1つの方法しかないことはありません。
可能な限りご希望に沿った形を実現できることが一デンタルパークの強みだと考えています。
インプラントとは?
インプラントは入れ歯やブリッジとは異なる特徴があります。
2つの方法のそれぞれ「外れやすさ」「両隣の歯を削る」デメリットがあります。
2つを解消した方法がインプラントであり、人工の歯根を顎の骨にしっかりと植える方法です。
骨と人工の根がしっかりと接合した状態ですので、噛む力はしっかりしています。
これだけ大掛かりな方法ですので、治療期間は半年程度かかるため長く、保険外診療になるため費用がかかります。
人工の根と被せ物を作ります。
義歯(入れ歯)とは?
部分入れ歯、総入れ歯と言われる方法です。
各パーツに別れており、
残っている歯に引っ掛けるバネ
歯ぐきの代わりとなるプラスチック
人工の歯
といった構成で、歯のない部分に装着します。
歯に引っ掛けるものになるので、他の方法に比べて少し外れやすさが目立ちますが、製作方法がシンプルであったり管理のしやすさは他のものよりも優れています。
部分入れ歯は針金で入れ歯を支えます。
ブリッジとは?
ご自身の歯がしっかりと残っているとき、治療方法の1番目に来るのがブリッジです。
被せ物が3本以上繋がっていて、歯のないところに橋を掛けるような構造です。
両隣の歯を削って型取りをして、接着剤でしっかりとくっつけて装着します。
外れないため違和感が少なく、使い心地は自然な感じに近いです。
しかし、歯ブラシ、歯間ブラシがしにくくなることがほとんどで、治療を行う前にあなたの歯ブラシが出来ていないとむし歯が発生する原因になります。
奥歯をつないで治療します。
この3つの方法は、それぞれ補い合う関係ですので、どれがいいのかいうのはじっくりと考えなければいけません。
噛みごこちを優先するのか、早く治療を済ませたいのか、また費用を抑えたいのか・・・
少し考えただけでも多くの要素が関わってきます。
これらひとつひとつをその方に合わせてご提案する事が歯科医師としての最初の仕事になります。
ご家族を支えるお父さま、ご家族を笑顔にするお母さま、会うと楽しいおじいちゃんおばあちゃん、みんなで笑顔になりましょう🎵
次回もインプラントについてPart3をお話しします。
↓こちらからどうぞ🎵
次へ続く
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