むし歯
親知らずについて【2021年最新】
はじめに
川越の歯医者、一デンタルパーク武内です。
今週は今日まで天気がいい予報が出ています。
少し体を動かす時間をとっていきたいと思います。
日頃のちょっとした、ながら運動オススメです。
あなたに親知らずは生えていますか?
日々診療していると親知らずの話を毎日毎日していると言っても間違いないと思います。
最近親知らずは、むし歯、歯周病に並ぶ勢いで認知度が高くなっていて、皆さん興味を持っていただいています。
ただ、親知らずの話とセットで出てくるのは、歯を抜かなければいけないということです。
ですが、抜いた方がいい親知らずと抜かなくてもいい親知らずがあるのも事実です。
詳しくはかかりつけの歯医者さんに相談していただくことがいいと思います。
ここではなぜ抜く必要があるのかということをわかります。
親知らずって?
親知らずは呼び名がいくつかあります。
親知らず=智歯=第三大臼歯
というように、いくつもあります。
親知らずという名前は、だいたい20歳ぐらいに生えてくるので、独り立ちしている年齢から「両親が知らない間に生えてくる」ことがつけられています。
そしてこの親知らずは、0本の方もいれば、上下左右に4本、もしくはもっと多く歯が作られる方もいます。
そのため生える方向、埋まっている位置、奥歯で腫れてしまったり、むし歯になったりと影響は人それぞれになってしまいます。
親知らずが悪影響を与えるときは?
現代の人の顎はとにかく小さくなっています。
そのため親父らずがまっすぐ生える人の方が少ないです。
生えきらない親知らずが多くの問題を起こします。
お口の奥を覗いてもらって、ほんのちょっとだけ歯の一部分だけ見えていることと、歯茎に周りにプラークが残ってしまっていることの2つが引き金となって腫れてしまいます。
親知らずの症状とは?
よくある症状としては、腫れて痛みが出ることです。
痛みは、汚れが溜まり、続いてむし歯になることで起こります。
腫れは、歯ブラシがしっかりと当てられないことで不潔となり、歯周病を引き起こしている状態です。
特に、腫れた場合、喉の近くで腫れますので風邪のような喉の痛みも出ることがあります。
親知らずの抜いた方がいい理由
手前の歯を巻き込んで一緒にダメにするから
親知らずは、親知らずそのものだけ悪くなることがなく大抵の場合、1つ手前の第二大臼歯(12歳臼歯)を巻き込みます。
むし歯を作ったり、腫れが出たりと共倒れしてしまうことがあります。
もし共倒れになってしまったときには、2本もの歯を抜歯することになります。
こう考えると早めに抜歯をした方がいい理由には十分なのではないかなと思います。
親知らずを抜歯するとめちゃめちゃ腫れる!?
親知らずを抜歯すると、腫れないことの方が少ないです。
ですが、歯を抜いても腫れなかったという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
ここで考えたいのは、腫れる条件はなんだと思いますか?
そもそも腫れるというのは炎症反応の1つであり、体が傷を治そうとするときに起こります。
このような体の反応が必ず起こるため、腫れない方が少ないと考えています。
しかし、埋まっている親知らずだから必ず腫れるかと言ったらそうではありません。
もし今まで一度も腫れたこともない、ものもつまったことがないような親知らずであれば痛みはかなり少ないはずです。
今症状がなくても、以前に腫れを繰り返したことがあり、親知らずの周りがバイキンだらけの状態であれば、どれだけうまく抜いても腫れてしまいます。
また薬も効かないくらいの痛みを感じるときには、抜いた穴にバイキンが入ってしまい、傷口が大きく化膿していることが考えられますので、お口の中は必ずきれいにしてから抜歯をすることをオススメします。
親知らずは手間の歯にぶつかって生えてきます。
親知らずの周りは不潔となりやすい
あなたのお口がボロボロになります。
まとめ
現代では親知らずが、まっすぐ生えないことの方がほとんどです。
どうしても生えてくるためのスペース不足が起こります。
しっかりと生えることができずに手前の歯に寄りかかるようにナナメに生えてきます。
顎の大きさが小さくなっていることがこの原因です。
また、親知らずは前歯から数えると8本目の歯になりますので、目でしっかり見えることも少なく、生えていることを知らなかったというかもいらっしゃいます。
ですので、歯医者さんで見つけてもらうことが吉です。
この下のかわいいイラストのようなときには抜かなきゃな〜と考えていただほうがお体のためになると思います。
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