むし歯小児歯科
子どもの成長をみる(お口から)
初めに
一デンタルパーク武内です。
今週も終わり、少しゆっくりしながらこのブログを書いています。
今週も一人の女の子がしっかり通ってくれてむし歯治療が終わったので、治療終了の賞状を渡せました。よかったよかった♪
子どもの成長を見る仕事
この仕事をしていると、お子さんの成長を毎日感じられる素晴らしい仕事だなと思います。
むし歯があったとしても、お子さん本人が自覚し、ご家族のサポートによって1つの病気を克服した方を数多く見てきました。
むし歯って誰でもできるものですが、誰でも克服できるものじゃないんですよね。
仕事の経験の中で思うことが1つあります。
お子さんは千差万別、全く違うということです。
当たり前と思うかもしれませんが、体の入り口を扱っているとこの違いが大きいと感じます。
違いが生まれる理由
~生まれ持っての個性と生まれてからの環境~
人それぞれ生まれ持った性格が違いように、緊張しやすい子や、シャイな子といった違いは現れやすいです。
初めは全然しゃべらない子でも段々と会話ができるようになるので、歯医者さんが苦手な子ほど楽しみです。
これともう1つ、生まれてからの環境の違いも強く影響しているのかなと思います。
その1つに食べ物の習慣があります。
生まれてから、すでに環境が出来上がっているのでいいことも悪いことも必ずご両親から受け継ぎます。
ことお口の中に関してですが、食べることは自然とできても、健康的な環境作りはしっかりと両親がサポートする必要があると感じます。
その子がどのような人に育つかなんてわかりません。
しかし、お口の習慣を見ていると大人になって苦労する子はわかります。
そういった子はむし歯の治療を延々と繰り返し、自分が親になるときには歯が1本ないことでしょう。
子どものために今すぐできること
誰でも今を生きています。
しかし、今だけを生きているのではありません。
自分も幼い時がありました。歯医者さんが嫌いだったことも覚えています。
そしてそこからずっと繋がったところにいます。
これから先も続いていくときにお子さんにはご自分の苦労を教えてあげることはできるんじゃないでしょうか?
統計調査によると、35歳では、190人のうち189人がむし歯になったことがあるという結果があります。(2018年歯科疾患実態調査)
現代ですら誰でもかかってしまうむし歯をせめて川越の人には少なくしたいと願いを込めて、今日も診療しています。
もし自分の経験と当てはまったときは、チャンスです。
今から未来を変えましょう♪
最後に
たった今、お子さんの未来を作っていると感じて子育てできている方はどれほどいらっしゃるでしょうか?
子どもは未来への財産だと思います。
お口の中から皆さんの人生に携わりたいと思います。