小児歯科
お子さんの可愛さを引き出す方法♫
川越の歯科医院、一デンタルパーク武内です。
今日から2月ですね。
日が出ている時間も長くなってきて暖かく感じる日も増えてきましたが、その分風が強くて、医院の看板も倒れるほど強く吹く時があります。
足元に気をつけて体を動かしましょう!
前回の内容を振り返り
前回は治療の選び方でした。
治療の方法によっても望む治療結果が変わります。
歯の治療に対しては、長くもつ方法を選べると時間もお金も節約になるのではないでしょうか?
今回からは、お子さんのお口の中で起こっていることから、どうしたらよくなるのかについてお伝えします。
子どもの口はこうなっています
皆さんは、いつから「食べる」や「飲む」をしているか知っていますか?
生まれてから?もっと前からでしょうか?
小児歯科から始まる、歯医者さんとの繋がりを成長からみてみましょう。
嚥下の始まりはお腹の中から
子供たちはお母さんのお腹の中にいる時から飲み込むことをしています。
お母さんのお腹の中で大きくなってくると、生まれるための準備が始まります。
お腹の中で食べる練習をしているんですね。
生まれたら必ず口から栄養を摂流ことになるからです。
生まれてから初めに食べるのは母乳やミルクではないでしょうか?
このとき生きるための本能がみられます。
探索反射と言って、赤ちゃんは口の周りを触ると、おっぱいだと感じて吸おうと動きます。
この反射があるからご飯となる母乳を飲むことができます。
まだ赤ちゃんのお口には歯が生えてきてないので、舌と唇を使って母乳を絞り出します。
この時の舌や唇の動きって成長すると忘れていきます。
噛むと飲み込む
生後6ヶ月ぐらいすると、歯が生えてきます。生えたての歯は赤ちゃん本人にとっても初めてのことなので、食べるために器用に噛むことはできません。
この頃になると、よく口におもちゃを入れたり、手をなめたりしてきます。
口はとても感覚が敏感なため、初めて見るものを触って口で感じています。
そのため食べるような仕草をします。
また、感覚は敏感ですが、食べられるものと食べられないものを覚えている時期にもなります。
1歳を過ぎた頃から離乳を始めていきましょう。
すぐには離乳できないと思いますが、いよいよミルクからいろいろな食べ物を咀嚼(噛んで)して嚥下(飲み込む)ができるようになります。
離乳が遅くなってしまうと、乳児型嚥下(おっぱいを吸うような動き)が残ってしまい、舌で食べ物をすりつぶして食べるクセが残ってしまうことがあります。大人になった時のクチャクチャ食べの原因ともなるので注意が必要です。
明日は、この続きになります。
子どものむし歯予防について、年齢別にお話しします。
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