カズデンタルブログ

金属が歯に入っている方へ【2021年1月締め括り】

川越市の歯医者さん、一デンタルパーク武内です。
1月も最終日になりました。
まだまだコロナの収束は見えませんが、この1ヶ月で皆さんの周りでも生活が少し落ち着きを取り戻していたら幸いです。

 

歯の治療法について

今日は治療法をどう考え、どう決定していけばいいのかということについてお話しします。
まず考えなければいけないのは、人はどうしても自分と相手自分と子ども自分と家族と分けて考えてしまいます。

 

歯科治療の選び方

当院では、診療をする際にポイントとしていることがあります。
治療方法の良し悪し、
現実的に治療可能かどうか、
治療期間はどのくらいになりそうなのか

といった細かい個人的な情報が必要になります。

それを元に、治療方法をあなたと決めていかなければいけません。

 

そのため、あなたにとって中立的な目線からお話することが必要だと思いますし、どの方法でも選択できるようになってきています。

では、どのように選ぶことがプラスになるのでしょうか?

 

治療法の選び方は?

治療法を選ぶかについてはそれぞれの患者様の考え方、価値観によって大きく異なっています。

比較的小さな治療については、プラスチックを歯に詰める(コンポジットレジン治療)か金属の詰め物を装着する(メタルインレー修復)にするかという選択から、

義歯(入れ歯)、ブリッジ、インプラントといった歯をなくしてしまったとき、欠損部を補う補綴治療について選ぶことまでさまざまです。

しかし、「もっと早く治療しておけばよかった」と感じている方にお会いすると、私は胸が苦しくなります。

 

治療法って難しい

治療法を全てまるっきり理解することは難しいと思います。
専門的ですし、それを1から勉強することもできません。
しかし、どうしても自分がこうしようと思っていることと同時に、もし両親や、お子さんに同じ治療を受けさせるとなったらと考えてみてほしいです。

 

金属の歯

歯科治療にはしばしば金属を使用します。
お口が銀歯だらけの方もいらっしゃいますが、もし自分のお子さんがそうなってしまったら悲しくないですか?

そしてこの金属も素材としても喜ばしいものではなく、含まれている多くの微量元素が溶け出していくことがわかっています。
オーガニックな野菜であったり、産地にこだわった食材をしっかりと選んでいる方に限って、口が異物だらけじゃないことがほとんどです。
これでは体に良い食材を時間をかけて買い求めているのに、そもそも口に異物が混入しているので、意味はないでしょう。

 

保険治療の弊害

なぜ金属がこんなにも多く使われるのかといったら、保険制度の中に含まれている治療法だからです。ちなみに保険適用で体に金属を埋め込む治療法では、人工関節があります。
ただ使用している金属が全く異なっており、人工関節はチタンでできています。歯の詰め物は銀です。
歯科領域では、チタンは人工歯根に使用され保険適応になっていません。

体の中で変化しない、安定した物質であることは治療したものがずっと体の中に残る歯の治療では非常に重大な特徴であると感じます。

 

 

しかし、保険診療で限定されている材質では体の中で変化することがわかっていますので、治療しているときには、ちゃんと理解して治療されることをオススメします。

 

まとめ

治療にあたって、こういったことを知っていただいた上で選んでいただいているのであれば、素晴らしいことだと思います。
「自分の受ける治療」と、「ご家族が受ける治療」を想像してみてください。

せっかく自分の体を治療するのであればどういった方法が適切かわかっていただけると思います。

決して価格だけでは決められない価値がそこにはあります。

 

家族

 

 

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小児歯科、矯正歯科も受け付けています。
新型コロナウイルス感染対策を強化しています。
HPに詳細を記載しておりますので、ご覧ください。

 


 

一デンタルパーク

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小さな悩みのうちに解消すると体にとっては優しい治療になりますね。
毎週火曜日は院内でセミナーもしていますので、通っていない方でも参加OKです。お問い合わせください。

 

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