むし歯
毎日の一杯に虫歯予防のチカラも|お茶のカテキンとフッ素の新しい関係
一デンタルパーク院長の武内です。
診療室で「甘い飲み物より、お茶やお水にした方がいいですよね?」とよく聞かれます。
答えはもちろん「Yes」で、さらにお茶に含まれる成分そのものにも、虫歯予防に関わる興味深い研究報告が出てきているのをご存じでしょうか。
今回は、緑茶の「カテキン」と虫歯予防でおなじみの「フッ素」の組み合わせに関する研究をきっかけに、日常の飲み物選びと虫歯予防について一緒に考えてみましょう。

虫歯はどうやってできるのか、おさらいしておきましょう
虫歯の主な原因は「ミュータンス菌」という細菌です。この菌がお口の中の糖分をエサにして酸を作り出し、歯の表面(殻にあたるエナメル質)を少しずつ溶かしていくことで虫歯が進行します。
むし歯予防を考えると「糖分を減らす」「酸をつくらせない」「歯を強くする」という3つの視点が大変重要になります。
カテキン×フッ素で予防効果が高まる可能性が報告されています
そんな中、東北大学大学院の研究グループから、緑茶に含まれるカテキンとフッ化物(フッ素)を組み合わせることで、ミュータンス菌の働きをより強く抑えられる可能性があるとの報告がありました。
- カテキン単独でも菌の働きを抑える効果が確認された
- フッ化物と組み合わせると、その抑制効果がさらに高まった
- 特に、お口の中が酸性に傾いた状態でこの効果が強まる傾向がみられた
ただこれは実験結果であり、研究者自身も「今後、人での研究を行い、実際にどれくらい虫歯の発生を抑えられるかを明らかにする必要がある」と述べています。ですので、「お茶を飲めば虫歯にならない」というわけではありません。
現時点ではあくまで、毎日の飲み物選びの参考のひとつと考えていただくのがよいと思いますよ。
今日からできる虫歯予防のポイント
研究結果を踏まえつつ、日常生活で意識したいポイントをまとめてみました。
- 甘い清涼飲料水の代わりにお茶を選んでみる:糖分を減らせるうえ、カテキンを摂れるという意味で一石二鳥です
- フッ素入り歯みがき粉を活用する:フッ素には歯の表面を強くする働きがあります。うがいのしすぎで洗い流してしまわないよう、軽くゆすぐ程度にとどめるのがコツです
- だらだら飲み・だらだら食べを避ける:糖分に触れている時間が長いほど、お口の中は酸性に傾きやすくなります。時間を決めて飲食するだけでも、歯にとっては優しい習慣になります
一デンタルパークではどのようにしているか?
当院では、フッ素塗布や歯みがき指導を通じて、「日常生活の中でできる虫歯予防」を一緒に考えるようにしています。
患者さんの生活スタイルに合わせて無理なく取り入れられる形でお伝えできればと思っていますよ。
むし歯の治療についての詳しい内容はむし歯・歯周病治療のページ、フッ素塗布などの予防処置については予防歯科のページもぜひご覧ください。
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気になる方は、お気軽にご相談ください
「自分に合った虫歯予防の方法を知りたい」「フッ素塗布を受けたい」という方は、ぜひ一度ご相談ください。一デンタルパーク(埼玉県川越市・川越駅)では、お一人おひとりの生活習慣に合わせた予防アドバイスを行っています。
- 医院名:一デンタルパーク(埼玉県川越市・川越駅)
- お電話でのご予約:049-257-5979
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監修者プロフィール
武内一広(たけうち かずひろ)/歯科医師・一デンタルパーク院長(埼玉県川越市)
出典
- カテキンの虫歯予防効果〜フッ化物との併用で高まる(東北大学大学院 高橋信博教授)







