カズデンタルブログ

気づくと口が開いていませんか?「口呼吸」がお口と体に与える影響

「気がつくと口が開いている」「朝起きると口の中がカラカラ」「子どもがいつもお口ぽかん」——そんな心当たりはありませんか。

実はこれ、「口呼吸(こうこきゅう)」のサインかもしれません。呼吸の仕方くらい…と思われがちですが、口呼吸はお口や体にじわじわと影響することがあります。

今回は、口呼吸の影響と、今日からできる鼻呼吸への工夫について、川越の一デンタルパーク院長の武内と一緒に考えてみましょう。

川越の歯科医院で口呼吸について相談する親子

セルフチェックしてみましょう!

次のような項目に当てはまるものはありませんか。

  • 気づくと口が開いている、唇が乾きやすい
  • 朝起きたとき、口の中やのどが乾いている
  • いびきをかく、口を開けて寝ている
  • 食べるときにクチャクチャ音が出やすい
  • 子どもがいつも口を開けている

2つ以上当てはまる方は、日常的に口呼吸をしているかもしれません。

口呼吸が招く、お口と体への影響は?

口と鼻の機能の違いについて説明します。

鼻には、空気の温度や湿度を整え、ほこりや細菌をフィルターのように防ぐ働きがあります。つまり呼吸の機能を請け負っています。

しかし、口は呼吸を請け負っていません。咀嚼器官と言って食べ飲みを請け負っています。

口呼吸では、その鼻の働きを使わずに、外気をそのまま取り込むことになります。すると、次のような影響が出ることがあります。

①お口が乾く…唾液が減り、むし歯や歯周病、口臭のリスクが上がりやすい
②細菌やウイルスを取り込みやすい…のどの乾燥で、かぜをひきやすくなることも
③口臭が気になりやすい…乾燥でお口の中の細菌が増えやすい
④歯並びへの影響…とくに成長期のお子さんでは、お口まわりの筋肉のバランスが崩れ、歯並びに関わることがある
⑤お口まわりの筋肉がゆるみやすい…口を閉じる力が弱くなりがち

唾液は、お口を洗い流してくれる天然のクリーナーのような存在です。その唾液が減ってしまうということは…非常にもったいないんですね。

子どもの口呼吸は、特に早めのケアを

お子さんの口呼吸は、成長とともに歯並びやお口の発達に関わることがあると言われています。「いつもお口が開いている」「鼻がつまりやすい」というお子さんは、早めにお口の状態を見ておくと安心です。

歯並びやお口の発達が気になる場合は、小児歯科・マタニティ歯科のページや、矯正歯科のページもあわせてご覧ください。

なぜ口呼吸になるの?

口呼吸には、いくつかの原因が考えられます。

  • 鼻がつまりやすい:鼻炎やアレルギーなどで鼻が通りにくい
  • 舌の位置のクセ:本来、舌は上あごについているのが自然ですが、下がっていると口が開きやすい
  • 口まわりの筋力の低下:唇を閉じる筋肉が弱いと、自然に口が開く
  • クセ・習慣:集中時やスマホ・ゲーム中などに、つい口が開く

鼻づまりが強い場合は、耳鼻科での相談が必要になることもあります。

今日からできる、鼻呼吸への工夫

無理なく続けられるものから始めてみましょう。

  • 日中、「唇を閉じる」を意識する:気づいたときに、上下の唇をそっと閉じる習慣を
  • 舌を上あごにつける意識を持つ:舌の正しい位置を意識すると、口が閉じやすくなります
  • よく噛んで食べる:お口まわりの筋肉を使うことが、自然なトレーニングになります
  • 鼻づまりを我慢しない:つらいときは耳鼻科で相談を。鼻が通ると鼻呼吸がしやすくなります

一デンタルパークではどのようにしているか?

「口呼吸かも?」とご相談いただいたとき、当院ではお口の状態や歯並び、お口まわりの様子を確認しながら、その方に合ったアドバイスをするようにしています。

とくにお子さんの場合、早めに気づいてあげることで、できる工夫の幅が広がることも多いんですね。「これってうちの子だけ?」と心配しなくて大丈夫ですよ。気になることは、検診のついでにでも気軽に聞いてくださいね。一緒に、お口で笑顔になれるお手伝いができたらと思っています。

川越で口呼吸が気になる方へ

「お口ぽかんが気になる」「子どもの歯並びが心配」など、気になることがあればお気軽にご相談ください。一デンタルパークは川越駅から通いやすい場所にあります。

気になることは無理せず、まずは歯科医院にご相談ください。


監修者プロフィール
武内一広(たけうち かずひろ)
一デンタルパーク 院長/歯科医師(埼玉県川越市)